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米国訪問記

 4月26日から5月1日まで、ワシントンとボストンに行ってきました。
 ワシントンではEUと米国議会の交流イベントにグローバル視点入れる役いただけたり、映画でしか見たことなかった国務省の中に入ったり、商務省に行ったり、業界団体に行ったほか、FCCの方々とも会えたり、かなり盛りだくさんのスケジュールでした。欧州、米国両議会議員や大統領府CTOなどと一緒にパネルディスカッションさせていただけたのは、緊張でしたが、良い経験になりました。
 次はお話をさせていただく時に使った資料です。
「transatlantic.pdf」をダウンロード
 Principleのページに予想よりも反響いただけたのが、なるほど、でした。中国とグーグルの話がやはり大きなインパクトだったようで、世界は次の局面でネットワークをどのようなものとすべきか、ネットワークそのもののガバナンスと、ネットワーク社会のガバナンスをどうすればいいのか、原理原則レベルで合意することが重要であるとの認識があるからと思います。この議論を通じて、アジアの中で、日本が民主主義の先進国(少なくとも先行国)として、果たすべき役割がはっきり見えたように思いました。
 ブロードバンドについては、日本ではワイヤレスブロードバンド(HSPA)サービスが既に人口カバーという意味では大層の人に届いている、というところで、関心が高まりました。さらにワイヤレスブロードバンドの利用が増えると、固定網の重要性がかえって高まる構造にあって、二つが相互補完関係にあるという部分で、反応が大きかったように思います。
 ボストン(正確にはケンブリッジ)ではハーバードのバークマンセンターで、これからの研究の進め方についていろいろ議論してきました。歓迎していただけて、ありがたく思いました。こちらについては、具体的な研究成果に結び付けて多くの方に還元していきたいと思います。部門は違いますが、久しぶりの母校で、嬉しい時間を過ごしました。
 中国の存在感の高まりを感じるとともに、日本の可能性の大きさも感じた旅になりました。同時に、クラウド時代になって、ネット中立性から、プライバシー、知的所有権、周波数などなどなどなど、国際的に研究しないといけない話が山積みであることを再確認しました。
 

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