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新しいIT戦略

IT戦略を新しく見直すことになって、調査会が立ち上がって國領が座長代理(起草担当)というのになりました。3月までに緊急プランを作って、6月までに本報告書を書かないといけないという強行軍です。できるだけ広くインプットをいただきたいと思っているのでよろしくお願いします。
あまりに短期勝負なので、何か議論のたたき台がないといけないと思って作った資料がここにあって、6日の調査会で説明しました。パブコメも募集中です。

「座長代理」としては、各方面からいただくインプットを尊重して、うまくまとめていかないといけないのですが、個人的には、今回は「デジタル情報活用」が最大のポイントじゃないかと思っています。インフラを整え、アプリケーションへの投資もずいぶんしたのに、次のようなことがネックで恩恵が実感できないのを、この際、棚卸しして、片っぱしから対応できたら、それだけでも世の中に貢献できそうな気がします。

<つながらない>データ連携がちゃんとしていないので、結局人間や紙が走り回ってつながないといけなくて、全然便利になってない...「つながらない年金記録のような問題を再発させない国民も行政も手間減となる仕組み」を作りたいのに...

<活用ルールがないので使えない>どうやって使っていいかルールがはっきりしていないので、プライバシー保護などをどうすればいいかわからなくて使えないデータがいっぱいある...レセプトデータも厚生労働省の説明通りだとすると(この20ページ)、EBMにはかなり限定的にしか使えないような気がする...ほかにも携帯電話やICカードなどからとれるデータで、ルールつくって解禁したら、大きな産業ができそうなデータがいっぱいあるのに...やっちゃいけないことをはっきりさせることで、やっていいことを積極的にやれるようにしたい。

<制度がITを想定していない>
いまだに書面を添付したり、保存したり要求するルールや、対面で処理することを要求するルールが残っている...もちろん、その背後にある「満たさなければならない機能」について、ITが対応していない場合に、無理やりIT化するのは愚策ですが、ルールは満たさなければいけない要件(改ざんが不可能、とか、相手を認証した上で伝達とか)で、決めるべきで、使うメディア(紙とかネットとか対面とか)で決めちゃうとどんなに技術が良くなってもデフォルトでだめということになっちゃって、進歩しようがない...

このあたりの話にきちんと対応していく中で、「環境と経済成長の両立する21世紀モデル」とか「高齢化しても若者も含めてみんなが元気に活躍できる社会」とかを作る、効率的で創造的なシステムづくりが進むシナリオが描けたら嬉しいです。そんなに簡単じゃないとは思うけど...

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