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ARPUの呪縛

通信業界はそろそろARPU(Average Revenue Per User)以外の成功指標を考えてみたらどうだろうか?
お客さんをサービスの「消費者」と考えて、いつまでもより多くを消費させて、お金を一円でも高く払わせようという発想をしている限り、よりたくさん使ってくれるユーザの心が離れていく。それに、ハードウエアの能力が高まるので、昨日と同じサービスを売り続けていると、どんどん売り上げが落ちていくデフレの世界だ。そんな指標を追いかけて業界が無間地獄に落ちているような観すらある。

発想を変えて通信サービスを利用者にとって「稼ぐ道具」なのだと位置づけてみたらどうだろうか?つまり生産財だと考えるのだ。ネットは中小企業はもちろんのこと、個人でも、販売したり、アフィリエイトとして書評を載せたりすることで、稼ぐことを可能とする道具だ。その人たちにいくら稼いでいただいたかをもって、指標とする。稼いでいただくことに成功したら、その分け前を少しいただく。いまどき、コンテンツの視聴で300円をいただくのは大変なことだが、3000円儲けさせてくれるサイトにだったら喜んで300円の手数料を払うだろう。
実はこちらの方も最後は一ユーザあたり平均収入という考え方は維持できるので、それをARPUと呼んでも悪くはないのだが、発想がまるで違うので、別物と考えた方がいい。

ARPUから自由になりませんか?

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